2013.05.23

拝啓 いたずらにGWも終わり一緒に引き籠っていた皆様
    益々御迷走のことと存じ上げます。
    えっ?なに?どっか行った?何でだよ〜。 トモダチだろ〜

 回奈良での続き。柿くへば鐘がなるなり法隆寺。
鐘?金か?ホントーになるんだな。と思いつつ足を伸ばします。
足?足が伸びたら今頃向井理になったらぁ〜と思いつつ
向井理ってかぁ〜、どうせ俺はブサイクだし・・
と、歩きながら想いがエスカレートしている自分がいました。
自分でも分からぬ底知れぬ妄想がちょっと怖いかも?と思いながら、
35年ぶりに法隆寺門前に来ました。なつかしい。中学以来です。
あっ!35年前ここでも不良にからまれた・・・ チッキショー

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 隆寺は広くその境内に入れば、様々な重要文化財の建物があり
それぞれが参道で結ばれ、あたかも境内そのものが街並みとなってます。
中門へ向かう参道は広く真っすぐで、
人もまばらで一人道に取り残されたようで
妙にへその下三寸が切なくわびしい気持ちになります。
そう言えば不良にからまれた時、目で周りに助けを求めた時
既に誰もいなかった時もこんな感じだった・・・

 っ!俺は観光に来たのだ、サイトシーニングなのだ。
リフレッシュすべきなのに、脳裏に閉まった辛い想い出がぁ〜
声が出てたみたいで人が集まって来ました。
なんでもありません!つまずいて足をひねったフリをします。
な〜に見てんだよ〜とりあえず五重の搭に逃げ込みます。

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 もいなくなったのを確認しながら恐る恐る塔から出ると
ホントに誰もいません。あたりを見渡せば
おっ!おばちゃんが杖を担いでガニ股で歩いているっ!
イヤ、あれは杖とちゃう、杖ならついて歩くはず。
きっと門前で買った木刀を担いでいるのか?
あのおばちゃん、ヤンキーだ! 恐ろしや〜
ならばズボンの右後ろポケットにこれまた土産物屋で売っている
龍の刺繍の入った財布を無造作に入れているはず。
確認せねばと付いて行きます。

 路のような法隆寺敷地内の砂利道を奴は音を立てて歩いてやがります。
その肩で風切る姿はちょっと憧れます。真ん中歩いてます
私?私は砂利の音で気付かれないよう隅っこを忍び足です。
私の今の生き方のようです。恥ずかしい・・・
俺だって昔は堂々と・・・だけどあの時から対人恐怖症に・・・
アカン、右曲がった!早く近づいてズボン後ろポケットを確認せねば・・・
辻まで小走りで走って角を曲がったら!

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 ンキーおばちゃんの姿はありません!どこだ?
代わりに少年が壁に顔をうずめ泣いています。
どういうこと?カツアゲされたのでしょうか?
声をかけようと近づいたら私の顔も見ずに泣きながら走って行き
次の辻で左に曲がりました。間違いない!やられたな。
追いかけて行き左に曲がるとこれまたその姿はありません。
誰もいなかったはずの法隆寺敷地に観光客の雑踏が戻って来ました。
あの数分間は何だったのでしょうか? もう夕暮れです。
これホントの話し・・・

 なんてね

あれは子供の頃の私?タイムスリップ?
あれは夢か?幻か?はたまた、ただの妄想か?
結局今日はだれとも喋らなかった・・・・ふらふら


対人恐怖症は不徳の致す所、自分の責任
不肖トーマス松村

PS、私の家が複雑なため、よくイジメられました。それでも遊んでくれるトモダチが結構できて羽根木公園でかくれんぼをしました。かくれたら次の朝になっていてラジオ体操に来たおばあちゃんに起こされたのを覚えています。ホントに鬼になったろかと思いました。思っただけです・・・・もうやだ〜(悲しい顔)