と何時もビクビクしている皆様益々ご清祥と存じ上げます。
何時台風が来てもいいように危機管理をしておかねば、
大切なもの全て持ってかれるぞ〜! 経験談です。
9月になると、人の心がコロコロ変わるかのように天気が変わります。
同じ花を見て共に美しいと共感した者たちが、
今ではもう心がかよわない事もあります。 ていうかありましたっ!・・・
時間の止まったままの私も変わらねばならない・・・
そんな季節になるとこの業界でもあちこちで学会シーズンとなります。
9月頃から11月までがピークでしょうか?
こんなちっぽけでしょうも無い私も、
しがみ付くかのように抄録を出し続けてます。
ホントは人前に出る資格も資質もないのに、議論という闘いの場に出て
生きている実感、自分自身を確認する・・・悲しい性。
常に闘わねば殺されるグラディエーターのようで虚しい。
がしかし旧友や同じ思考をもった仲間と会えるのも楽しい。

とある学会では直前まで自身のスライドチェックをしながら、
事前抄録集をめくっては宿敵ターゲットを
スナイパーのようにロックオンし、(失礼、敵ではない)
論破してやろうとカミソリで切ってえぐって叩きつけたような
(表現すんません、辛いことありました・・)
質疑をしてやろうとイメージトレーニングをして
(自分の発表のイメトレしろ、間違ってもイメクラじゃねーぞ!)
孤高を貫く孤独なトーマスは用意周到万全の態勢をとります。
(ちゃんと友達いますっ!だって友達になってくれるって言ったじゃん・・)
さあ、時間だ。全て無能な頭の中へ突っ込んだぞ。
引き籠り部屋からそろそろ出かけようとネクタイ締めなおして
ふと窓を見た瞬間、対面ビル屋上から一瞬ピカっと赤い光がしました。
神様がやっと愚かな私をお許しになり光を与えたもうたのか?
これでやっと暗い闇の世界から解放される。羊達の雑談が聞こえる。
これから闘いのミッションを遂行する007のような無機質な心が
フラダンスの犬のラストシーンでネロとパトラッシュが
天使達に祝福されて召されていくような
聖なる気分になり私は会場へ向かいました。

うっ!自分の発表内容も想定質問の切り返し反論も
ついでに朝飯何食ったかも、なぜここにいるのかもな〜んもかも忘れた!
さらについでに、なぜ?どうして私はこんな人生を歩んでるのか。
体調もすぐれん。介護もせにゃならん。責任も重い・・・あ〜わからん
なぜ女性にモテないのだっ!俺はいったい何者なのだ? あー!
緊張で感情が高ぶりドモリながら顔を真っ赤にして
演壇上でお話させていただきました。自分でも何言ってるかわからん。
うっ!いつも見かける嫌な質問してくる奴が会場にいます。
目が合いました。奴は獲物を狙うような目つきでニヤリと・・
私がターゲットにされています。スナイパーの目です。
ロックオンされています。赤い光は奴だったのか

案の定物凄いイジワルで答えようのない質疑をされました。
私はそのまま堕天使に祝福されながら天に召されるシーンを想いうかべ
今まで生きてきて辛かった想いを一つ一つ吐露している妄想をしました。
座長が止めてくれました・・・
会場から出て見上げた空に×がついてました。
神様にもダメだしされたようです。
なんてね
学会は学問の場であって
自分をアピールする場ではありません。
そう言う人に限って自分では発表せず(出来ず)
人の揚げ足ばかりとって正義を謳う。
いるよね、そう言うの・・・
自分をアピールする場ではありません。
そう言う人に限って自分では発表せず(出来ず)
人の揚げ足ばかりとって正義を謳う。
いるよね、そう言うの・・・
お前なんかが生意気に人前にでんじゃねー
と自戒する愚かな トーマス・松村
と自戒する愚かな トーマス・松村
PS、昔の私の口頭発表後の質疑で大変まともな質問と指摘をされた先生が「最後にもう一つ質問させていただきます。先生はどちらの所属ですか?」と質問されたので、
反射的に「一人ぼっちです。」と咄嗟になぜかお答えしてしまったことがあります。会場から「お〜」と歓声があがったのは喝采なのか、同情なのか?はたまた憐れんでいるのか?な〜もかもわからんのが本当です。