2011.11.30

拝啓 歳を取ると寒さが応える冬が到来したこの時期
   皆様も心が寒いこととお察し申し上げます。
   えっ?・・・ウソだ!絶対俺だけじゃないー!・・・心の叫びがく〜(落胆した顔)

 の年の夏が暑かった分その年の冬は寒いそうです。
去年も特に寒かった覚えがあります。
記憶が段々薄れていく気がしてならない私でもかすかに覚えています。
今年はもっと寒いと予想されるとのことです。

 直に打ち明けます。
頻尿の私にとっては大変辛い季節なのです。
ハルンケア飲みまくっても全然ダメなんです。
それともひょっとして男子として欠陥なのでは?
思えば想うほど焦ります。

 に正直に打ち明けます。
トイレでは靴下を脱がないと用を足せないのです。
小学校低学年頃までは全裸になって小便をしていたそうです。
どうしてこんな習癖なのでしょうか?
それともひょっとして人間としても欠陥なのでは?
思えば想うほどへその下三寸までも焦ります。

骨折1_edited-1.jpg

 年の夏2回も骨折しました。続けざまにです。右足です。
何とか診療をこなしましたが、移動が辛かった。
おぅっ!さっきトイレ行ったばかりなのにまた尿意がっ!
急げ!急がねばとんでもないことになる。
松葉杖を握った手が震える!下半身も震える!

 療室からトイレに行くまでに階段がある。
神が与えたもうた私への試練なのか?それともイタズラか?
幼少時の林海学校のおねしょ体験が甦る。皆にイジメられる。
院長としての威厳が崩壊する恐怖が脳裏をよぎる。

骨折2.jpg

 合室で待機している患者さんに挨拶がてらニコニコし
そそくさとトイレに行きます。なぜか引いてます。
顔が引き攣りながらニコニコしてたのでしょう。
違う意味で恐がられたのかもしれません。仕方がなかった・・・
スタッフともやたら目が合います。やはり引いてます

 ー・・私はトイレのドアを閉めた瞬間又途方に暮れます。
靴下ではないけどギブスを脱がねば用を足せない。
だけどそれを脱ぐことは許されない。
これは神が与えたもうた試練ではなくこれはもう懲罰だ。ひっど〜い。

骨折3_edited-1.jpg

 とかしましたがギブスを脱がずにしたので
した気がしません。不完全燃焼です。
ラオウ風に「我が人生に一片の悔いなし!」とはとても言えません。
なんか忘れ物をした気分でトイレから出てきたら
スタッフが「ちゃんと綺麗にしてくれましたかっ!」って・・
皆の前で言いやがりました。悔しかったです。

 っとトイレに引き籠ってれば良かったのか?
「自分の不始末くらい自分でつけたら〜っ!」
と飛び蹴りしている場面を想像して心の奥にしまいました。
今日はその位でカンベンしてやります。

 なんてね
でもいつも医院を綺麗にしてくれてありがとうございます。
わざとではありません。


トイレの神になりそこねた男
不肖 松村 東栄

PS、そのスタッフはいつもトイレを汚してしまうのが私と知っているのでしょうか?そんな素振りでした。私はとても真っすぐ飛ばず右にほぼ直角に飛んで行き、便器を外してしまうとはとても言えませんので黙ってごまかすしかありません。ひょっとしてそれ自体を知っているのか?多分そのスタッフがいつも黙って綺麗にしてくれていたんですね。ほんとにありがとう。私だって誰にも相談できず物凄く悩んでいるんです。苦しんでいるんです。男らしく立ってするのを辞めることも真剣に考えました。だからずっとこの年まで男子として自分は欠陥なのだと思っています。誰からも相手にされずその分、見返してやりたくて仕事に打ち込んでいたら、こんなになっちゃいました。皆気をつけましょう。えっ?又俺だけ?
全ては不徳の致す所、自分の責任。

2011.11.09

拝啓、めっきり日が沈むのが早くなり
   このまま人生も終わってしまうのではと不安になるこの頃
   益々ご清祥のことと存じ上げます
   又私だけ?  あー!

 て、秋が本格的となりました。私はここ数年この時期
日常の診療以外に学会やら大学やらやたら忙しい時期となります。
別に何かを忘れたいから忙しくしている訳ではありません。
多分本当にあちこち呼ばれ忙しい時期なんだと思います。

 んな中、自分の為にも何とか時間を作り出かけるよう努力してます。
ある地方在住の方の勧めでリンゴの木のオーナーになってみました。
俺の木、俺だけの木、へへ・・へへへ・・・
そう言えば遥か昔、私だけの彼女と思っていた女性が
知り合いでないはずの私の方の友人に呼び捨てにされていました。

 り合いの農園主から連絡が入り、スケジュールをやりくりして
リンゴを狩りに行きました。
歳を悪戯に重ね内臓もイカレた私は食が細くなる分
果物を多く取るようになりました。

リンゴ狩り1_edited-1.jpg

 ンドカーでその地方の農園に行くとそこには田園が広がり、
都会のコンクリートジャングルでの生死を賭けた医院経営の
緊張を少しは解き放ってくれます。
何時か必ず田舎暮らしをしたい。愛する人と・・・。

 きなお化けカボチャが無造作に置いてあります。
そう言えば都会ではこの時期ハロウィンの装飾が町を飾ります。
ついでに何時か必ずハロウィンで盛り上がる人々の輪に入り
話しが合うようにもなりたい・・・。 

リンゴ狩り2_edited-1.jpg

 ンゴ農園に着きました。1年ぶりに会う私の愛するリンゴの木は
それはそれは沢山のリンゴの実をその身に付けていました。
それも私が会いに来る今日の日の為だけにです。
けなげにも一所懸命おめかしをして私に微笑んでいます。
う〜む、いい匂いだ。もうがまん出来ん!

 は私の為だけに実を付けたそのリンゴの木を
ステップも踏まずイッキにもつかみ取ろうとしました。
うっ!逃げた・・手を伸ばしてもそよ風に揺れてつかめない。
じらしているのか?それともからかっているのか?
なぜだ?俺の木じゃなかったのか?他にも誰か居るのか?
まるで蜃気楼のようにつかもうとすると逃げるのです。

 われてもいい。早く俺だけのものにしなければ・・・
陰に隠れたトモダチに漁夫の利を持っていかれないよう
早くツバを付ければ・・それが強引でも・・・
そうすればこっちのもんだ!

リンゴ狩り3_edited-2.jpg

 はリンゴの木に恋をしている・・。その欲望を抑えられず。
卑劣にも脚立を使いまくって全てのリンゴの実をもぎ取っていました。
自己嫌悪に陥りますがその欲望をガマン出来なかったのです。
私が恋したリンゴの木は、私の為に身に付けたリンゴを全て私という狼に
もぎ取られスッポンポン丸裸です。可哀想なことをしました・・・

 なんてね

リンゴの密・・・食っちゃいました。おいしかったです・・・。
読み方によっては変に読めてしまうのはカンベンして下さい。
そういう意味では全くありませんので・・
都会を離れても妄想止まらないです。
やっぱり自分がイヤです・・・。

                               
バカップルよりマシだけど
やはり愚か者 松村 東栄  
敬具