2011.07.28

拝啓 台風が来ると聞くと異様な胸騒ぎを覚える
   真夏の高気圧の日々 いかがお過ごしでしょうか?
   皆も高血圧と思い出で胸が苦しいこととお察しします。
   又俺だけ? みんなトモダチ


 てまた私の甥が結婚しました。大変おめでたいことです。
呼んでくれました。私を一族の一員と見てくれてありがとう。
まだ若くて純粋なのでしょう。私の生い立ちも知らず
同情してくれているのでしょう。オモロい(奇妙な)オッサンと・・・

 は思います。私のような人生の歯医者(敗者)、愚か者が
このような祝福の儀に出席して良いのか?と。
私が出入りするとなぜかその小料理店は全て潰れ
一杯の焼酎を飲むことも許されないような私が・・・
まるで不幸の手紙のような私が出席した為に不幸にはならないかと・・

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 場は向島の1200年も続く牛島神社というなんか古い神社で、
私のくだらない47年間A型対人恐怖症の人生なんて序の口です。
誰もまだ来てないのか?神社の控え室の畳で一人ポツンと
自身の人生の自戒を込めギブス足を庇い正座します。
床の間に飾られたご神仏とやたら目が合います。その目が攻撃的に思えます。

 こそ汚名挽回と、思いっきり顔を近づけメンチを切ります。
「おうおう!何ガン飛ばしてんだよ〜、神様だかカミさんだが知らねーけど
 調子こいてんじゃねーぞ!」と思わず臨戦態勢に入ったら
親族らが続々と控室に入って来るなり目を丸くしたので
骨折した足が痛いフリをしてその場をやり過ごしました。 セーフ!
甥の嫁はんが甥にボソっと「東栄さん、何かブツブツ言ってるよ。」・・・って
見〜た〜な〜。 

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 日は曇りでお日柄も良くとスケジュールを淡々とこなして行きます。
事業主になると何か冠婚葬祭に慣れてきます。全体像が見えてます。
んっ?さっきから新婦側親族とは思えない奴がやたら目に付くぞ?
何だ?うちらにもこんな変な親戚いないし〜。
うちらが移動する度にやたらくっついて来るが?何だ?
しかもカメラ小僧のように俺の甥の嫁をバチバチ写真撮ってるぞ!
コイツひょっとして新婦の・・・マジ!だったら俺がタイマン張ったる!

 ブス超しに無理やり履いた靴のせいで、ガニ股歩きとなり
そいつに近づき「おいっ!ちょっとあんた!うちの甥の嫁になんか用か!」
顔を近づけながら噛みつつも小声で文句言ってる最中に
後ろから止められたので振り返ったら新郎である甥でした。

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 「ジさん!又勘違いしてるよ!僕の幼馴染でカメラマン頼んでるんだ!」
皆集まって来ました。 やっちまいました。しかも又って
おめでたい式を本気で守ろうとしたつもりだった愚かな伯父・・・

なんてね
私が変な親戚になっていました。しかも又って言われました。
あ〜俺ってもうやだ〜(悲しい顔) 神様の仕返しにしちゃ陰湿ないじめだぜ。
でもおめでとう!
やはり不愛のキューピット
不徳なトーマス・松村
敬具


PS、所変われば立場も変わる。(2011年4月12日付け当ブログ参照)
盛り上げようと自虐ネタで「俺の分まで幸せになれよ〜」と叫びながら走り去ろうとしましたが、右足を骨折してるので転んでしまいあまりの痛さにのたうち回ってたので笑えなかったそうです。ダメな伯父・・

2011.07.13

拝啓 ささの歯さらさら〜、のきばに揺れる〜♪
   一年に一度のこの時期にしか合わない彦星と織姫は
   もう別れちゃったほうが良いと思う今日この頃
   っていうか〜、早く別れちゃえ!
   皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 て今年度は医院経営や当医院での診療以外に
歯科医師会の理事の仕事や、学会研究活動、
学生指導や障害者福祉など相変わらず医院本体の経済活動とは
程遠い仕事が多く自分の時間がありません。

 んな状況で良く会合がある訳ですが、
ボキッ! 七夕の前日、とある会合の席で階段を踏み外しました。
人生を踏み外した私への罰なのか?更なる試練なのか?
どちらにしてもあまりの痛さに彦星と織姫だけでなく
世界中のみんな!別れちゃえ!と思ってしまいました。
(話しがそれてすみません。なんで自分ばかりと悔しかったんです)

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 れでも社会活動、生活の基盤である松村歯科での診療を休む訳にいかず、
キャスター付の椅子で松葉杖を漕いで医院内を移動しながら
患者様に迷惑をかけずアポイントをこなしています。
トイレには逃げ込めず苦労はしてます。漏れそうになります。
前立腺もイカレました。膀胱炎になれば院長のせいにされます。

 とか一日の診療を終え、その日は会合もないので急いで帰ろうと
私の医院のあるビルの立体駐車場にゆっくりだけど着実に移動しました
先に車を入庫した方がいらっしゃり目が合いました。

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 供の頃チャラい男に騙され失踪した姉似の(2010年6月6日の当ブログ参照)
その方は年配の女性で私の惨めな姿を見て、
ドドドッと走ってきて(表現すんません)
“手伝いましょう”と私のカギを取り上げては
立体駐車の操作盤を操作して下さいました。

 私はうれし涙を堪えて甘えてゆっくりと松葉杖を突きながら
車の方向を変えるターンテーブルあたりで少しだけ休んで
松葉杖で破れた手のひらのマメをさすっていました。

 ラガラ、ドドド、ガシャーン!大きな鉄扉が開き
私の自称ボンドカーが颯爽と出てきました。
私は感謝の言葉を言おうとしたその瞬間!その方は何を間違えたのか、
ターンテーブルの回転ボタンを押しやがったのです。

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 ーンテーブル上でコケて、起き上がろうとして又コケて
ついにはゴロゴロと回転しまくって、足を使っては起きられず、
マメが痛く地面に手をつくことも許されず
まるで蟻地獄に転がり落ちて行くちっぽけな蟻のようです。
私は無意識に“もうダメだー!いっそ殺してくれー”と叫んでいたようです。

 供の頃失踪した姉似のその優しい年配の女性の方は
泣き叫びながら、のたうちまくって転げ回る私の姿を見て、
キャーキャー言いだし余計パニクッてあちこちボタンを押しだし、
つには回転早を押しやがったのです。まるで中華料理みたいです。

 ーンテーブル上を高速で転がりまくる私と目が合う度に
更にパニクッてキャーキャー言い出し挙句の果ては操作を止め
目を逸らして“負けちゃだめ!男でしょ!”って・・・

 なんてね 
骨だけでなく心も折れました。ご親切有難うございます。
でもいいから早く止ボタン押せよ!頼むから・・・
しかもあんた一瞬笑っただろ!

                              
 踏んだり蹴ったり
                               昔から運の悪い
                             不徳な院長 松村 東栄
 

PS、昔ちょっとスケベな雑誌に1ページまるまる使って宣伝されている“幸福のペンダント”を買った事があります。ほらっ私みたいにうだつの上がらない男がそれを身に付けた途端水着美女囲まれたりとか、札束の上で横たわったりしている写真の広告です。
あれから30年近く経って今でも持っていますが、そんなこと一度も無く逆に友達らにバレてイジメられました。不幸のペンダントなのかもしれませんが、あの雑誌のようになれたらと妄想すれば楽しいです。